知らなかったHTMLタグについて
知らないHTMLタグが多くあったため、備忘録として残す。
📝 HTML Tags Memory Test
114個のHTMLタグいくつ覚えているか?というテストでしたが、知らないHTMLタグが数多くありました。
フロントエンドエンジニアとして知らなかったでは済まされないと思うのでこれを機に知らなかったHTMLタグについて学びを深めようと思います。
📙 知らなかったHTMLタグ
<address>
<address>
要素の中の情報が個人や組織の連絡先であることを示す。
<address>
<a href="mailto:[email protected]">[email protected]</a>
<a href="tel:+14155550132">+1 (415) 555‑0132</a>
</address>
<hgroup>
<h1>
等の見出し要素と<p>
要素をグループ化する。
<hgroup>
<h1>Blog</h1>
<p>This is my personal blog.</p>
</hgroup>
<search>
検索処理を行う要素のコンテナー。
検索結果を表示するという役割ではなく、子要素の目的が検索機能であることを表す。
<search>
<form>
<label>
<span>HTML</span>
<input type="search" />
</label>
<button>search</button>
</form>
</search>
<cite>
引用先を表示する際に使用する。
<p>次の引用は有名な文学作品からのものです:</p>
<blockquote>
"生きるとは呼吸することではない。行動することだ。"
<cite>— ジャン=ジャック・ルソー, 『エミール』</cite>
</blockquote>
<abbr>
略語を表す。
<p><abbr>HTML</abbr>(HyperText Markup Language)</p>
<b>
ユーザーの注意を惹きたい場合に使用する。
ただし、<b>
を太字にするという装飾目的で使用するべきではない。
単にテキストを太字にする場合は CSS の font-weight
を使用し、重要な意味を持つテキストは <strong>
を使用する。
<bdi>
ブラウザーの書字方向アルゴリズムにこのテキストが周囲のテキストから独立しているものと扱うよう指示する。
<bdo>
現在のテキストの書字方向を上書きし、中のテキストが異なる書字方向で描画されるようにする。
<data>
商品などを並べる際にidのような識別子を付与する際に使用する。
日付を扱う場合は<data>
ではなく<time>
を使用する。
<ul>
<li><data value='1'>Apple</li>
<li><data value='2'>Orange</li>
<li><data value='3'>Strawberry</li>
</ul>
<time>
時刻を表す。
datetime
属性を一緒に使用する。
<dfn>
定義句や文の文脈の中で定義している用語を示す。
<kbd>
キーボード、音声入力、その他の入力端末からのユーザーによる文字入力を表す行内の文字列の区間を表します。
<mark>
テキストにマーカーを引くことができる。
<p>aaaa<mark>bbb</mark></p>
<q>
文章中に含まれるインラインの引用。
<blockquote>
と異なり、テキストサイズが短い場合に使用する。
<ruby>
テキストの上下左右に表示される小さな注釈を表す。
漢字の読み等を表現する際に使用する。
後述する<rp>
と<rt>
と併せて使用する。
<ruby>田中<rp>(</rp><rt>Tanaka</rt><rp>)</rp></ruby>
<rp>
<ruby>
による注釈表示に対応していないブラウザで表示する代替の括弧を提供するための要素。
<rt>
注釈として表示するテキストを指定する。
<s>
打ち消し線で対象の要素が既に適切ではない、正確ではないことを表現する。
<del>
文章の中で削除されたテキスト。
<ins>
と併せて使用する。
<blockquote>
<del>const size = 100;</del>
<ins>const size = 300;</ins>
</blockquote>
<ins>
文章の中に追加されたテキスト。
<del>
と併せて使用する。
<blockquote>
<del>const size = 100;</del>
<ins>const size = 300;</ins>
</blockquote>
<samp>
プログラムを実行した際のサンプル出力を表す。
<sub>
表記上の理由で下付き文字として表示するべきインラインテキスト。
<sup>
表記上の理由で上付き文字として表示するべきインラインテキスト。
<u>
テキストに対して下線を付与したいだけの場合は CSS の text-decoration
を使用する。
<var>
変数名や数式を表す。
<area>
イメージマップの中でクリック可能な領域をあらかじめ定義する。
<track>
<audio>
もしくは<video>
の子要素として使用する。
<wbr>
ブラウザの判断で改行しても良い場所を表す。
<meter>
メーターを表示する際に使用する。
🧪 実験的な機能
<portal>
別のページの内容を現在のページにプレビューとして埋め込む。
<iframe>
よりも制限がある。
✅ まとめ
セマンティックな実装ができるように心がけていきます。