初めてOSSにコントリビュートしました
OSSへのコントリビュートという実績を解除したのできっかけなどをまとめる。
本日、OSSへのコントリビュートという実績を解除しました。
きっかけ
Vue.jsのTransitionとTransition Groupの違いを調査するため、公式ドキュメントを漁っていた時のことです。
サンプルコードでulタグ直下の要素がliタグではなく、divタグになっていることに気づいたことがきっかけです。
OSSコントリビュートまでの軌跡
issueを作成する
既に同じ問題に気づいている人がいる可能性があるため、Vue.jsの公式ドキュメントのリポジトリのissueを漁ってみました。
修正したい内容である「Transition Group」や「ul」、「list」等の単語を検索ワードとして使いつつ、issueを確認しましたが、重複するissueを見つけることができませんでした。
既にPull Requestが作成されている可能性もあるのでPull Requestも確認しました。
その後も調査しましたが、どこにも重複するissueやPull Requestを見つけられなかったため、issueを作成することにしました。
Google翻訳等を活用し、issueを作成後、わずか数分で「bug」と「contribution welcome」というタグをコアチームメンバーの方が設定してくれました。
Pull Requestを作成する
次に私はこのissueを自分が担当していいのかどうかわからず、路頭に迷いました。
「君が担当者だ!」とアサインされるのを待つべきか勝手にPRを送るってもいいのか...。
リポジトリに対する権限的にissueに対して自らをアサインすることができなかったため、ルールなどが記載されたドキュメントを探すことにしました。
README.mdなどの様々なドキュメントを漁りましたが、欲しい情報を見つけることはできませんでした。
他のissue等を覗きましたが、明確に担当者をアサインしているケースを見つけることができず、逆にissueを作成した人がそのままPull Requestを作成しているケースが多かったことと「contribution welcome」というタグを信じ、ダメ元でPull Requestを送ることにしました。
OSSへのコントリビュートが初めてだったため、fork等の慣れない作業は都度調べながら行いました。
修正内容は軽微だったため、すぐに修正を終え、Pull Requestを作成しました。
レビュー & Merge
Pull Request作成後、すぐに自分が作成したissueに反応してくださったコアメンバーの方がレビューおよびApproveをしてくださり、そのままMergeとなりました。
(初歩的なミスもカバーしてくれました。)
以上で初のOSSコントリビュートが無事に終了することができました。
OSSコントリビュートを経験してみた感想
OSSと聞くと少し構えてしまうが、それよりもチャレンジしてみて良かったという気持ちが強いです。
簡単な修正でしたが、初めてVitePressを触ってみることができたりと得られた収穫が大きいです。
今回はいきなりPull Requestを送りましたが、リポジトリのルールはしっかり確認し、もし不安であればissueなどでコメントして事前に担当していいか確認するのが良いと思います。
これを機にOSS活動も頑張っていきたいです。